実家が遠距離だと、
元気かどうかを確認できるのは
ほぼ電話だけですよね。
でも、電話での「元気だよ」を
鵜呑みにしていませんか?
近くに住んでいたら顔色で分かることも、
遠距離だとなかなか気づけません。
そこで今回は、
私が帰省する際に実際にチェックしている
「たまに帰るからこそ分かる」
チェックリスト3選をご紹介します。
第3位:家のニオイと汚れ

どこを見る?
- 冷蔵庫に賞味期限切れのものはないか
- ゴミ箱が溢れていないか(分別できているか)
- トイレ掃除が行き届いているか
- シンクに生ゴミが溜まっていないか
- お風呂場に放置されたヌメりやカビがないか
選んだ理由
これは祖父母が認知症を発症し始めた時の体験が元になっています。 ゴミが散らばり、掃除もできなくなっていたため、家に入った瞬間にプンと悪臭が漂っていました。
どうすればいい?
まずは「昔と比べてどうか?」を、記憶の中の親の状態と比較してみてください。
できなくなっていた場合は、最近の出来事を聞いて、なぜできなかったのか(最近、忙しかった?疲れてる?)を、それとなく聞いてみましょう。(どうか、責めないように)
もし理由なく、極端にできなくなっていた場合は、地域包括支援センターなどの専門窓口への相談サインかもしれません。
第2位:味付け、味覚の変化

どこを見る?
- 極端にたくさんの調味料を買い込んでいないか
- 親の手料理を実際に食べてみる
- 親と一緒に料理をしてみる
- 外食し、同じものを食べて感想を聞く
選んだ理由
これも、祖父母がいた時の実体験に基づいたチェック項目です。ある日をさかいに、味噌汁や焼き魚の味付けが小学生の私が「塩辛すぎる」と食べられないほど濃くなっていたのです。
どうすればいい?
高血圧や糖尿病を防ぐためにも、調味料の見直しを提案してみましょう。 今は「減塩」や「低糖質」でも美味しい調味料がたくさんあります。 「私も健康のためにこれ使ってるよ!美味しいから試してみて」と、同じ目線でおすすめすると、親御さんも受け入れやすいですよ。
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第1位:郵便物

どこを見る?
- 郵便受けから郵送物があふれていないか
- 未開封の重要書類が溜め込まれていないか
- 通信販売や保険会社からのDMが極端に多いか
- クレジットカードの引き落とし額
- 督促状が届いていないか
選んだ理由
祖父母だけでなく、知人の親御さんでも本当によく聞くトラブルだからです。 ここを見逃すと、生活の破綻に直結します。
どうすればいい?
特に督促状がある場合は、お金や契約の管理能力が低下しているサインです。 詐欺被害やライフライン(電気・ガス)の停止を防ぐためにも、遠慮せずに確認しましょう。 分からない請求書があれば、消費生活センターなどに相談するのも手です。
まとめ
「もっと近くにいれば気づけたのに」と、
私たち遠距離組は自分を責めがちですよね。
しかし、たまにしか会わないからこそ、毎日一緒にいたら見過ごしてしまうような「小さな老いの変化」に、ハッと気づけることもあります。
できることはきっと、たくさんあります。
まずは今度の帰省で、この3つをこっそりチェックしてみてくださいね!

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